2012年 01月 05日
12月、まだまだ続くお米の作業と、収穫の喜び |
12月1日、ほんの少しだけ残ってしまった緑米の稲刈りをしに、ひとりで岡崎の田んぼに行きました。
ちょうどこの日、まわりの森の紅葉が真っ盛り、いちばんきれいな時でした。
おおぜいでワイワイする稲刈りは楽しいですが、1人で心静かにする稲刈りも、たまにはたいへん良いものです。
川口さんのようにもっとも効率的に美しくするやり方、のお稽古といいますか、基本を何度も思い出しながら、無意識にその動作ができるように、練習です。ただ、一年たつとけっこう忘れてしまうのですが…ひたすら精進です。それが何とも、楽しいのでした。
おそばは、12月5日、そば打ち名人の手により、このようになりました。
あるところで捕獲したドジョウの煮付けも登場し、この日は美味しい物をたくさんいただきました!
畑では、玉ねぎの苗と黒豆が待機中。
ですが、それはひとまず置いておいて、12日に緑米の脱穀。
岡崎の田んぼも、はざ木を片付け、わらを撒き、すっかりきれいになりました。
そして、お米が食卓に上がる前の最終作業、籾すりは11月30日と12月14日に行いました。
一つ、反省点です。最後に稲刈りと脱穀をした緑米、雨が少なく空気も乾燥している12月、昨年の実績では10日間のはざ掛けで十分に乾燥していたのですが、それと同じでスケジュールを組んで、確認もせず12日後に脱穀してしまったところ、今年は田んぼの場所が違うため、少し湿り気が残ってしまっていました。やはり、その場所の環境によりいろんな条件が変わってくることを、きちんと考えて作業しなくてはいけませんでした。籾摺りをせずに保管する分については、何とかしてもう少しお日様にあてなくては、と思います。
そして、私の小麦まきはまだ終わっておらず…
12月13日にはとうとう、筋蒔きへと方針を転換(削る面積を少なくし、他の草が生えたときには後で刈ることができるように)し、なんとか19日に終えたのでした!
11月の初めごろと、半ばごろに蒔いたところは、それぞれ成長をはじめています。
やっとやっと、わらも撒き終えて、平らになった安城の田んぼでした。
12月23日には、これも冬の作業である、野菜の支柱に使う竹取りをして、26日には収穫祭とお餅つき。
27日には何とかどうしてもやってみたい!と思っていたしめ縄作りもすることができました。
いろんな方のHPを参考にして、独学でやったので、いまひとつなところもありますが、プラスチックのものを一つも使わず、わらと、麻ひもと、ご飯つぶの糊と、自然の中にある木の実と葉っぱでできたので、とても気持ちがよかったです。
意外と、12月末ぎりぎりまで忙しいお米作りとそれに関連した行事ですが、2011年も無事に収穫を祝うことが出来ました。関わってくださった皆さま、本当に、ありがとうございました。
by harmony_grass
| 2012-01-05 15:27
| 田んぼの様子