2012年 01月 04日
11月後半、旅のおみやげ その2 |
11月後半、また、旅に出ました。どどーんと、桜島です。
実は、これはおまけでありまして、旅の主な目的は、「妙なる畑の会 (自然農)全国実践者の集い」でありました。ほぼ毎年秋ごろに全国持ち回りで開催されていますが、今年は福岡で行われました。
九州…遠いなぁ…と思いましたが、自然農で営農をされているすばらしい農園をどうしても見てみたかったので、思いきって行ってまいりました!
初日、到着すると朝から降り続く雨に加え、強い風も吹いていました。
その中で、主催者も参加者も合羽を着て、傘をさしてのオープニングです。
ここから少し小高い森の中へ入っていくと、松国自然農学びの場と、松尾ほのぼの農園があります。
竹林や雑木林に囲まれた広大な畑に延々と、様々な種類の野菜が育てられています。
強風に吹かれたためペタンとなっているものもありますが、どの野菜も大きくがっしりとしていて、生命力に満ち溢れていました。11月になっても、まだまだ元気に実をつけるシシトウやズッキーニ。
松尾農園の松尾さんから、いろいろなお話を聞きました。有機農業をしていたころは、畑に作物が残ってしまうと「もったいないなぁ~」といつも思っていたけれど、自然農の畑では、そこに残ったお野菜は美しい花を咲かせ、種を実らせ、そこでいのちを終えて、また次のいのちの糧になっていく。そういう姿を見ていると、大切に育てたお野菜たちに、お嫁に行ってもいいし、お嫁に行かなくてもいいんだよ~、と優しい気持ちになるそうです。ついつい、別の意味でこの言葉に反応している私でした(笑)
by harmony_grass
| 2012-01-04 17:00
| 田んぼの様子